口内炎の原因は?

口内炎は、同じ症状であっても、原因はさまざまです。全身性の病気が隠れていることもあるので、注意が必要です。
血液疾患
血液の病気によって口内炎の症状が出ることがあります。
◎血液内に鉄分が不足する鉄欠乏症貧血では、口の中の粘膜が白っぽくなったり、口角に亀裂が走ったりします。
◎骨髄の造血機能が低下し、赤血球、白血球、血小板などが不足する再生不良貧血の場合は、口の中の粘膜や喉に潰瘍が出来ることがあります。
◎ビタミンB12、葉酸などが不足する巨赤芽球性貧血(悪性貧血)では、口の中の粘膜が萎縮して淡黄白色になります。
◎白血病の場合は、歯茎が腫れて出血し、壊死することもあります。白血球の中の顆粒球が、薬剤の使用などで急激に減少する顆粒球減少症でも、口の中に潰瘍が出来たり、壊死を起こしたりします。この場合はひどく痛みます。

口の中の損傷や刺激
口の中はとても柔らかい粘膜で覆われているため、ちょっとした刺激(口の中や唇を噛む、硬いものが当たる、乱暴なブラッシングなど)によって傷ついてしまいがち。これらの傷口から細菌感染が起こり、口内炎を引き起こすことも・・・。硬いものを食べるときはゆっくりと噛むようにし、歯磨きも優しく丁寧に行いましょう。

過度の睡眠不足や疲労、ストレス 
睡眠不足や疲労、ストレスなどを感じている人は口内炎の発生率が高いそうです。疲労やストレスがたまると自律神経のバランスが崩れ、免疫機能も低下します。また、それによって口の中が乾燥し、サラサラした唾液が少なくなるのも原因の1つだとか。十分な睡眠をとり、疲れやストレスをためないようにしましょう!

食生活 
不規則かつ偏った食事をしていると栄養バランスが崩れ、口内炎の発生率を高めてしまいます。バランスのよい食事はもちろん、ビタミン(特にビタミンB群)を多く含んだ野菜や果物を摂るよう心がけましょう。なお、ビタミンB群には粘膜の修復作用があり、細菌に対する抵抗力も高めてくれます。

アルコール 
お酒に含まれているアルコールには利尿作用があるため脱水症状になりやすく、また口の中も乾きがち。口の中が乾いていると粘膜の免疫力が低下し、口内炎にもなりやすいとされています。また、アルコールの中にはビタミンを奪うものも・・・。ビタミンが欠乏すると口内炎の発症リスクが高まるので、注意してください。

タバコ 
タバコに含まれるニコチンは体内のビタミンを奪うだけでなく、口腔内を不衛生にします。また、血液循環が悪くなると口の中にも栄養や酸素が運ばれにくくなり、口内炎にも悪影響を及ぼしかねません。免疫力も低下するようです。

STD(性行為感染症) 
梅毒、淋病、クラミジアなどのSTDが原因となって、口内炎になることがあります。これらは、もともと尿路感染を主としていましたが、性風俗の変化に伴って、口の中にも感染するケースが増えてきました。

このブログ記事について

このページは、口内炎研究者が2008年7月 6日 21:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「口内炎とは?」です。

次のブログ記事は「口内炎の対処法(予防編)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.21-ja